久々のShutterSnitch(シャッタースニッチ)の話題です。EOSとiPadをワイヤレスで接続して、撮って即送られ、3秒後にはディレクターに写真が画面に大きく見えている、という体制を実現します。ディレクターはレーティングしてレートしたものだけ表示したり、拡大してピントチェックができます。ピントチェックはEOS本体の最大拡大より拡大率が大きく厳密です。
さて、なんか最近いよいよ、なにも見ずにセットアップできるようになったので簡潔にセットアップ方法をまとめてみます。EOS5Dmark2+WFT-E4の場合 まず<カメラ側設定> WFTの設定>通信モード>FTP転送 設定>セット1-5の好きなのを選ぶ>設定変更>LANの種類=無線LAN TCP/IP=IPアドレス手動設定 IPアドレス 111.111.1.1(バッティングしなければなんでも良い)サブネットマスク=255.255.0.0 (これがEOS自身がネットワーク上で持つIPアドレス) FTPサーバー=送信先サーバー=アドレス 111.111.1.2(カメラのアドレスの隣接にしている。これがサーバーであるiPad側のアドレスになります) ポート番号26000(この数字はSutterSnitch側のデフォルトで、それに合わせている) ログオン・パスワード=snitch(Shutternitch側のデフォルト) パスワード=xxxx(後にShutternitchに設定するもの。1111とか1234で全然問題ない) 無線LAN=SSID=iPad1(これがiPad側に見えるWi-FiのIDになります) 詳細設定=アドホック11g>チャンネル1>暗証(しない)←もちろんしてもよい。設定に余裕があったら後で 以上EOS側。 次にiPad側設定 ShutterSnitchを立ち上げて、パスワードはEOS側に設定した、1111でも1234でもいいよ、って書いたやつ 左上メニューから>設定 ユーザー名>snitch (これはEOS側のログオン・パスワードのログオン名) FTPポート>26000(デフォルト) Eye-Fiがデフォルトでオンになっているのをオフ PTP/IP(NIKON WU/EOS UTILITY)>オン 追記 ポート IPアドレス 111.111.1.2などを入れる(先にサーバーのアドレスとしたものを入れる) jpegのみ転送>オン ステータスバーにSSIDを表示>オン(見えたほうが断然良い) 以上でShutterSnitchの大事な設定終わり あとは使い方 まずiPadの設定アイコン>Wi-Fi>自分が名づけたiPad1などのWifiが見つかる 【加筆1部分】 iPad1をクリックIPアドレスの「静的」をタッチ IPアドレス 111.111.1.2などを入れる(先にサーバーのアドレスとしたものを入れる) サブネットマスク 255.255.0.0 【加筆1ここまで】 設定が終わっている次回以降はそれをタッチして選択 (これで周辺に飛んでいるWi-FiでなくEOSとリンクしている) すぐに戻って今度はShutterSnitch起動 起動しただけでは、EOSとはつながれない。右上の「+」をクリックして新しいコレクションを作る。(または過去のコレクションをクリック) コレクションに移ると、画面上時計の下に「IP 111.111.1.2 ・ ポート番号26000」と出ていて、 EOS側は接続ランプが1秒点灯→その後消灯する。 この消灯こそが接続完了の証です。 シャッターを押せば転送開始。 iPadオンのまま。EOSのオフ、オン>大丈夫 iPadをスリープ、復帰>大丈夫な場合あり 今回のiPadはiPad Air 2です。実は初日は問題なかったのに、翌日の仕事からiPadが40秒くらいでWi-Fiが切れました、って言ってきて、仕事に使えなくなりました。諦めて初期化して、売却しようと思って、それでももう一度やってみよう!ってやったら、うまくいきました。 ゲームなどの通信アプリ?をいろいろ入れていくと、もしかするとその通信がかぶってきたのかもしれませんね。ゲームはOS上は終了してがんばったんですよ、、、、 初代iPadでずっと撮影をやってきたのですが、iPad Air 2ではデータの到達そのものは約3秒で同じながら、その後の画像展開が早く、等倍の絵を即座に得られるようになりました。遠慮無くjpegLを送信できるようになり、フォーカスの確認が確実になりました。 【追記:2021年の状況を別のページにまとめました】
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