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秘蔵の
>かつてシグマ12-24を買ったとき、開放では中心しか解像してないのにビックリ

というおたよりに反応して、私の秘蔵のデータを引っ張り出してきました。
秘蔵の_a0032346_14414672.jpg
EOS5D SIGMA 12-24 絞り開放(F4.5)
秘蔵の_a0032346_14423218.jpg
周辺の解像の具合(ピクセル等倍)

このカットは画面四隅の人物のゆがみ具合を確認するためのもので、フォーカスも隅っこの男性にあわせて撮影しています。なんとなく肖像に配慮して頭髪だけにしていますが、顔全体は絞り開放の撮影としてはまあ問題ないレベルで撮れています。

私の分析では12-24は像面湾曲がきついので、中央でフォーカシングしても周辺があわないことが多発、よって周辺がいつも流れていたりぼけている印象をもたれることが多いのですが、周辺だけあわせるつもりなら合う、または絞り込むと被写界深度に入ってきてピントが合ってくるのかな、という感じです。どうでしょう?
秘蔵の_a0032346_1563484.jpg
おまけ シグマの24mmF1.8マクロにて、その驚異的な開放値f1.8で、驚異的な近接能力の一番近いところで撮影。この作例では説得力ないけど(汗)レンズの能力そのものにはすごい可能性を感じる。
by hanchan-jp | 2009-05-13 14:47
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