USBの端子を保護するために折れないようにする、というより最初から折っておく、という逆転の発想にすることにした。この上からテーピング。
充電もままならないまま、行きの車中で充電しながらロケ地に向かう。
屋外では曇天だったのに液晶の明るさ不足でせっかくの高画質、忠実な色再現を味わうことはほとんどできなかった。3mのロングUSBケーブルで編集の人に見てもらうのだったが、意外と私がこまめにシャッターを切ってしまい、データ転送中は画面が見えないため、結局よほどじっくり腰をすえた撮影でないと、または撮影を中断した時間にまとめて見る、という使い方が正しいようだ。
(RAW一枚の転送が約9秒半という条件ではそうだ、ということ。これがもしjpegでの撮影をするカメラマンならば使用感はだいぶ異なると思う。)
帰りのクルマの中で編集の人が全カット見て撮り漏れがないかどうかチェックできたのは良かった。普段クルマの中とかでカメラを手渡して見てもらうことはないので、ビューワーというカメラとは別の機械で見てもらえるのはスマートだと思った。
6万円のノートPCとどっちが良いのか、という対決は「微妙」ということになった。
ノートPCならCF内RAW記録のワイヤレス飛ばしをjpegにして軽いjpegでモニターできて撮影中も別のカットを見放題だし、とにかくワイヤレスだからわずらわしくない。ただ色とか露出を判断することはたぶん安いノートPCでは不可能だろうから、、、うーん難しいですね。
追記:なぜ現場で画面が見えなかった/見えづらかったのか、原因のひとつがわかった。バッテリー駆動時カメラ接続中は本体の通常の省電力設定と無関係に画面が
なにかボタンを押すと明るさは設定状態まで明るく
↓
10秒後に明るさ半減
↓
さらに10秒後に画面消灯
という仕様であることがわかりました。立ち会いの人は数秒ごとになにかボタンを押しながら画面を明るくしながらモニターする必要があります。AC接続の場合はそのような省電力は働かないので普通にモニターできるようです。
うーん、、、
私の使い方がEPSONの想定外なのかもしれません。モニターせずに普通にデータのリアルタイムバックアップの場合、省電力への積極的な移行が便利なのは言うまでもありません。
追記2:今までカメラの背面液晶では露出や色が全くわからないために撮影は必ずRAW撮影だったのですが、もしも現場でP-7000の画面がよく見える状況であればjpegで撮影できるような気がしてきました。そうなれば転送時間が半減(4秒半/jpegL FINE)できます。