デジタルサイネージ(電子看板システム)の展示会に行ってきました。
デジタルサイネージ界の要人に会うためでもあります。(ぶち専務はしっかりがっちりお茶してきたようです。)
デジタルサイネージとはなにか、といえば紙媒体から電子媒体への表現拡大の中で、主に屋内外の大型広告の電子版のことを指すことになるものだと思われます。
電子書籍の中にサウンドや動画コマを入れることが可能なのと同じで、屋外広告も動きを入れることが可能なのと、低コストで内容の入れ替えができるメリットがあります。(今は高所で危険な貼り替え作業をしているはず) ただ、看板の持ち主はデジタル化のための多額の初期投資が必要ですので、そうやたらに導入できないだろう、という気がします。また、道路に面した巨大看板は、おそらく点滅や光量や動き表現について交通を妨害しないようになんらかの規制をうけるでしょう。
私たちは単にカメラマン、単にデザイナーという立場からすこし離れて、デジタルサイネージのビジネスへの取り組み方を考えるために行きました。繰り返しますがまあそれは電子書籍ビジネスと結構オーバーラップした取り組みでもあります。
出版不況、なんて言われますがなぜ出版界は不況になったのか、ということとこの新しい電子媒体の登場がちょうど来ていることは偶然のタイミングではなく、なにかの必然があるのではないでしょうか。