今日仲間が会議中に具合が悪くなり、最初は大丈夫だろうくらいに思っていたけど運べないことがわかり救急車を呼んで、家族を病院に運んだりバタバタしていました。病院ではすぐにCTにかけて精密検査をしてくれて大丈夫だろうということで本人もうろうとしていましたが自宅に無事帰ることができました。
ここ数日の外から見ていた状況としては、本人のがんばりすぎと、いろんな意味で仕事が楽しいという興奮とかいろんなストレスとか重なりすぎだろう、ってみんな思っていたところだったのです。天才的な能力を持っている彼、自分で言うのもなんですが私も自分の状況を重ねて考えても他人事では全然ないので具合が悪くなってしまったことはショックだったし、心配になりました。
最高の追い風の中、早く夢を達成したい、というような気分の中、「あせらずゆっくり」なんて言われても余計なお世話になってしまうのですが、しかしじっくり立ち止まって考える、とか、一呼吸おいて、みたいな「間」は重要です。きっとカラダが「だめだよ!」というサインを出して動きを封じるのでしょう。それが頭痛になるのか、腰痛になるのか、ガンなのか糖尿病なのか、、いろいろだとしても。
ボクも似たようなダウンをすごく昔に体験しました。秋葉原のオフィスであまりの頭痛に動けなくなり、仕方なく大田区の自宅までタクシーで帰って、2〜3日そのまま寝ていたような。当時のボクは入社1年目から幹部養成みたいなプログラムにエントリーして、そこでさらに選抜されて会社の費用でビジネススクールに短期留学して思いっきり経営者目線の考え方を身につけた直後に、もともとの新人社員スケジュール通り秋葉原の販売会社に出向して当時の非科学的(個人用にパソコンが使われていなかった時代)なセールスの世界に飛び込んでいったのです。全く不器用な私でしたが、半年で成績が達成率でトップになってしまい、そのようなことが起こらないような?難しい現場に配置替えになってからは非常に苦しんでいました。体調が悪いなぁと思っても気合いが足りないと思ってさらにがんばるという、自己管理の知識ゼロの対応でした。(汗) 結局販売会社から本社の経営企画に戻してもらって肉体的に楽な職場にしてもらいましたが、秋葉原でのダメージみたいのはずっと引きずっていたのかな、、、と今でも思っています。
今は「無理をしない」を常に心がけているつもりですが、短い睡眠時間で徹夜仕事とか出張とか、根を詰めた作業を繰り返していて、危ないといえば危ないと思いました。
体調不良も一気に死んでしまえば私が家族にかける迷惑も最小限かなと思うのですが、中途半端に生還している状態(今でもそうか笑)が家族への負担が大きいのかな。いえ、健康で楽しく暮らしているのが一番の幸せでしょう。それをめざして自己管理していきましょう。