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ホワイトバランス・グレーバランス・ブラックバランス
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EOSの背面液晶でヒストグラムをRGBにするとこれ出てきます。CBLレンズに向けて、こんな風にRGBの山が揃っているとしましょう。

この状態を、ホワイトバランスがあっている、と私は考えています。丸で囲んだあたりは、白または白に近い灰色の部分です。このあたりのRGBバランスがとれていることをホワイトバランスとしましょう。すると、、、
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このあたりはグレーバランスかしら?となります。(私はあまり言いませんが、理屈ではそうなります。)
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そして、このあたりはブラックバランスですね。

カメラと光源が純粋な場合、白が合っていれば、グレーもブラックもうまくいく、という前提で大丈夫です。

ただ、カメラにとって黒付近にはノイズが乗りがちだったりシビアなので、世界中に黒「だけ」でホワイトバランスをとる人はほとんどいないと思います。ほとんどゼロ人でしょう。だいたい「ホワイトバランス」なのに「ブラック」で取得するのはねぇ。

グレーと白は、白い紙も自動露出で撮影するとグレーになる、というくらい、似た兄妹です。グレーでホワイトバランスをとっている人はプロカメラマンも含めて膨大な人数いらっしゃいます。コダックと銀一が、自社のグレーカードでホワイトバランスがとれる、とPRしているので、大丈夫なんだと思います。ただし、私はブラックバランスが推奨されないのと全く同じ理由で、グレーカードを撮影すると、ノイズが乗りやすいときがあるので、注意が必要だと思います。ノイズは有色の偽色となってホワイトバランスの設定を狂わせるからです。

さて、白です。CBLレンズは白いです。白でホワイトバランス、合理性があるので、どんな白がいいの?というところを考えます。まず

(1)蛍光染料の白が入ってない白が良い
ということです。蛍光ホワイトは、光の入力に対して蛍光色が発光して、みずみずしい白感が演出されています。これでホワイトバラスをとると、赤っぽいカメラになってしまいます。食堂でウエットおしぼりでWBをとってイマイチ赤くなってしまったというのはおそらくそういう理由。

(2)つまり生成りの白が良い
ということだと思います。ただし、生成り(オフホワイト)にも暖色に強い弱いがあって、どのくらいの白がカメラにちょうど良いのか判断がしずらいです。

(3)分光的にニュートラルな白が良い
でたー、なんだそれですよね。これは測色して青くも赤くもない、ちょうど中立的な白ということです。しかもこれは、あらゆる波長の光に対して中立的であるのが望ましいです。

で、CBLレンズを白をデジカメで撮影してみると、Photoshopとかで拾ってみるとRGBがかなり揃ったいい感じの「面」としてうまく撮影されます。これは素性の良い製品です。

さて、私は貧乏ですので、CBLレンズの現物をよく見ながら、手元にCBLレンズに近い白を探しまくって、似たようなものを作ることが可能だろうと思っています。ああ、似たようなもの、というだけで同じ精度が出るはずはありませんよ。(笑)それがこれです。(とここまで書いてから、実際に撮影したのがこれ)
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4枚の白い紙があります。(見えないディスプレイは買い換えましょうww)
マクベスチャートとCBLレンズ軍団と、近いのではと思ってエントリーさせたのは、EPSONフォトマット紙、コクヨフォトマット紙、アスクルフォトマット紙、EPSON写真用紙です。見た目には非常に良い中立に見えるのがEPSONだったのですが、軍団を正として比べれば、色が偏っています。

紙の白さ感って、いろんな漂白とか染料を使ったプロセスで出来上がっているのでしょうかね?(知らないけど)

(ここで測色器のアイワンプロで、それぞれの紙を測色してみれば、と言われそうですね!)
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そして、この紙をくしゃくしゃにして、階調をつければCBLレンズもどきのできあがり!!と私は言いたかったのです。そこまでの厳密は要らないよ、という方にはオススメしたい?かもです。でも、これをここまで読んで、リファレンスと違うよ、っていうフォトマット紙でホワイトバランス取れますか?っていうと、、、しっくりこなくなりますよね。それが、メートル原器としてのリファレンス製品の良さですね。

CBLレンズは約2万円弱、だそうです。

ライバルはずばり、x-rite ホワイトバランスカード 8,400(ナショナルフォート価格)です。
平面板のバランスセッターなので、CBLレンズと考え方が違いますが、とりあえずニュートラルホワイト(というかややグレーかもしれない)を買いたい場合の最短距離です。

x-rite ColorChecker Passport(エックスライト・カラーチェッカーパスポート)にもホワイトバランスをセットする面が小さいけどあります。おそらく現場で合せるというより、スポイト用、後処理で使うものではないのかな?と思いますがどうでしょうか。12,800(ナショナルフォート価格)

私は撮影時点でホワイトバランスを確定してるつもりで撮っているので、仕上げのときに「もう少し赤くしようかな、いやもっと青いかな」という補正を感覚的に現像ですることがほとんどありません。それゆえに、現場で正しく撮ろうという気持ちが強すぎるのかもしれません。そのあたり、ご了承ください。
by hanchan-jp | 2012-01-20 09:56
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