(1)のびのびと育てる (2)しっかりしつける。 この両者が完璧に両立できたら、それは完璧な育児だと思う。しかし、育児に完璧があるはずもなく、また「完璧に育児できたわ!」なんていう親の子供を見るのは怖い。(笑)という前提なんだけど、、、、 うちは(1)の「のびのびと育てる」でずっとやってきた。ユウキ君の「自主性」をなによりも「尊重」することで「主体的に判断」して安全、危険、快適、不快、食べられる、食べられない、キレイ、キタナイ、熱い、冷たい、ぜんぶおまえ自分で感じて考えなさい、ってやってきた。 そして、好きなモノをよく食べる、生き生きとした、とびきり元気の良い、活発きわまりない、音楽とリズムが好きな、とてもおしゃべりな、そんなユウキ君2才になった。 しかし、我々ののびのび教育には弊害があった。まず自我がとにかく強く、つまりプライドが高い。親と勝負して負けることをよしとしない。 ボクとユウキ君との勝負は真剣勝負。ユウキ君が子供だから親の我々は簡単に勝たせてもらって良いとは思っていない。「だめー」とか「危ない」とか適当なうそを言ってそれを遠ざけるのはボクは大嫌い。本当にダメなとき、本当に危険なとき以外はぜんぶOK。親がやっていることはぜんぶやってみたいのだから、それがどんな感触なのかどんどん体験させる。ビデオカメラ、一眼レフカメラも、操作したがる場合はどんどん教える。 対等な目線でユウキ君2才と戦っていたら、「しつけ」という項目で我々は大変な苦労を強いられることになった。しつけっていうのは、型を教え込むことであり、理由とか理屈がハッキリしてない場合でも型を教えないとならない。これが問題だ。ユウキ君2才には「なぜ歯磨きをしなくてはならないのか」という理由がわからないのだ。 ちょっと前まで喜んではみがき(のようなこと)をしてくれていたのに、急にやめてしまったのだ。 もしかしたら今までのはみがきは、はみがきの遊びだったのかもしれない。もう飽きたのかな。こっちが「はみがきをしよう!」なんて言ってはぶらしを持って近づいても「イヤだ!」の一点張り。反抗期になった、という話もある。 しかりつけることが急に増えた。ユウキ君がかんしゃくを起こして歯ブラシを投げつけると、その投げつけた手を叩いて「モノを投げちゃだめ!」って大声でしかる。しかった効果はすぐに現れて、次からはモノを投げなくなる。 でも、「歯を磨きなさい!」なんて大声でしかることができない。自主性、プライドを無視したようなそんなやり方でもしユウキ君が歯磨きを実行するならば、それはロボットのようで今までの我々とユウキ君のコミュニケーションと質が違う。 これは将来的な話だけど、勉強についてもおなじことを考えていて、ボクはユウキ君に「勉強をやりなさい!」ということは言わないつもりでいる。もし親にしかられた、という理由で勉強するならば、そんな勉強は全く意味がないのは明らかだからだ。ロボットのように言われるがままに勉強する子供なんてイヤだ。勉強のおもしろさを教えるのが親だ。 などと長文を書いてきて、謎が解けた。歯磨きのしつけのヒント。それは歯磨きのすばらしさを教える、ということか。あー、歯を磨いて良かったねー、ということに共感できればいいのだね。(<虫歯の概念とかリスクを教えることなしに?困難そうだなぁ。)子供用歯磨き粉を導入してみようかな。。。。
by hanchan-jp
| 2006-04-20 02:08
|
LINK
検索
タグ
コンデジ道を極めたい。単主義。(31)
EPSON P-7000(29) circular photography(22) #BenQアンバサダー(16) PX-G5300(16) XA20(16) ShutterSnitch(12) エプソンプロセレクションブログ(11) PX-5V(11) SW2700PT(10) フレスコジクレー(8) sake(8) カメラマンのためのノートパソコン(7) リコーGR(6) HT1070(6) travels(4) VR(4) ST550K(3) PD2700Q(3) ソニーアルファ(1) 以前の記事
2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 08月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 2004年 07月 2004年 06月 2004年 05月 2004年 04月 2004年 03月 2004年 02月 その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||