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一人壇上に立った気分で
yosshyさんが12月5日に一眼レフ動画のセミナー、ときいてもしや、、、初台?とすぐに思いました。。。
行きたいのですがその日は行けないのです。(もしかしたら夕方くらいにすこし?それはないよなぁ。。。)
会場の様子をそれこそ「動画」で撮影して有償で配布してくれればいいのになぁ。。。地方在住だと1万円以上の交通費をかけていくので私の場合動画がもし一万円だったら十分買っちゃいますね。。(汗)運営の費用にもなって良いのではないでしょうか。。。なんて。。

スチルのフォトグラファーが動画を撮る、もしも定常光(自然光)でのセッティングだったらスイッチを動画にするだけで完璧な動画が撮影できますよね。基本的には機材の投資をするとかあんまり必要くてただスイッチを切り替えるだけ。。。。いつものハスキー三脚のままでも良いわけです。カメラ(EOS)の性能が抜群なのでいきなり高品位な映像撮影ができてしまう、これが革命と言われるゆえんだと思います。

もしもすこし横とか振って(パンして)撮ろうというときに動画用の三脚(雲台)が必要になります。ねっとりした油圧の動きがかかるものならばとりあえずなんでも良くて、一眼レフは軽量であることが多いのでテレビ用とは違う安くて軽いので意外にも撮れてしまいます。ただ動きを止めるためにロック、そしてロック解除ということをカメラが回っている最中に行うとショックが写ってしまいます。長時間安定したカメラワークをするためにはカメラをどの角度にしても特にロックする必要もなく手を離すことができる「カウンターバランスのとれた状態」のとれる三脚が必要になります。それをめざすと10万円〜20万円の投資が必要になります。

カメラのセッティングはスチルではオートを使って撮ることが可能ですが、動画ではオートはあまり使い物にならないのでマニュアルでセッティングする必要があります。オートが連続可変的に条件を変化させるのは瞬間瞬間のスチルではOKでも動画では多くの場合はNGとなります。

シャッター、絞り、感度、フォーカス、そしてホワイトバランス、特に今ホワイトバランスを現場で正確に合わせることがとても大切になっています。RAW撮影に慣れていると忘れがちです。(汗) 背面液晶で明るさを判断することはできないのでなんと久しぶりに定常光ながら露出計がとても役に立ちます。これはメーターの会社に朗報だと思います。(笑)

私はカメラマンがFinal Cut Proの使い方などを勉強するのは、デザイナー用のレイアウトソフトのイラストレーター、インデザインをカメラマンが学習するのと全く同じであまり必要のないことだと私は思います。カメラマンは現場で高品位な動画ファイルをつくるための専門職であり、編集は別の人がやるわけで、セミナーのお題としてあまりとりあげる必要はないのでは?と思います。(そしてそんなに本気で聞く必要もないと思う。) 

映像は写真が単に秒間24枚とか30枚とか60枚連写されているだけなので、もともとの専門領域と同じでありスイッチを動画にすればすぐに撮れますが、音声となると全く新しいスキルとなります。音声のことが最もやっかいで重要な課題なのではないかな、と私は最近思います。カメラ本体には自動録音の音声トラックがあるだけなので、平行して録音機を回すのが最も合理的だと私は思っています。録音機には業務用マイクロホンを直接接続できます。編集時にカメラ本体の音声トラックと録音機の音声トラックを同期させるので、カメラ本体にも一応録音はしておきます。

録音機 ローランドの R-44これ絶対欲しい。(っていうか買う) 4チャンネル撮れるのでステレオ感のある現場全体の音にプラス、ガンマイクで拾うモノラルの音声、ワイヤレスマイクの音声などをそれぞれのトラックに録音できる。レベルとか特にバランスはおおざっぱでも良く編集時に調整しながらミックスするものなので現場で決める必要はありません。通常音声さんが使うミキサーは20万円から30万円とか非常に高価な機材なのに、これはミキサーのような機能もあるし絶対安いのではないでしょうか。

、、、などとセミナーに行けない腹いせに、一人壇上に立った気分で書いてみたのですが、内容的にどうでしょうか。。。おかしいところとかぜひ教えてください。
by hanchan-jp | 2009-11-23 02:43
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